Web制作概論6 : CMS(所要時間5分)
CMSとは
「CMS」とは「Contents Management System」の略で、Webサイトに簡単に機能を持たせることができるシステムです。
ここでいう機能とは
- お知らせやブログ記事投稿機能
- お問い合わせフォーム
- 資料ダウンロード機能
などがあります。
CMSの種類
CMSには種類があります。
- WordPress
- MovableType
- a-blog CMS
WordPressは世界中のWebサイトでよく使われています。
ECサイト専用のCMSもあります。
- EC-CUBE
- Shopify
クライアントの要望に合わせてこれらのCMSを選定し、実装していきます。
ノーコード
CMSのひとつに「ノーコード」というジャンルがあります。
ノーコードとはその名の通り、「コードを触る必要のないサイト」のことを指します。
管理画面からドラッグ&ドロップで直感的にサイトのレイアウトを構築することができます。
種類としては
- Wix
- STUDIO
- Webflow
など、さまざまです。
ノーコードのメリットとして、コードを書く必要がないので、コーダーやプログラマーにかかる人件費の削減、工数の削減によるスケジュールの短略化などがあります。
デメリットは「自由度が低いこと」です。
こだわったデザインや独自の追加機能など、あらかじめ用意されていないレイアウトや機能は利用できません。
ノーコードは、短納期、コスト削減、要件が少ないクライアント向けに提案すると効果的です。
Headless CMS
最近のトレンドとしてあるのが、「ヘッドレスCMS」というジャンル。
管理画面のみを持ち、表示はサイト、アプリ、電子掲示板など柔軟に媒体を変更できる優れものです。

また、WordPressはWebサイトの6割のシェアがある反面、セキュリティ的に狙われやすいというデメリットがあります。
ヘッドレスCMSはWebサイトの中に管理画面やデータベースを持たないのでセキュリティの面で大きくメリットを享受できます。