Web制作概論1 : 「Web制作」とは?目的は何?(所要時間10分)
「Web制作」という仕事
Webサイトの目的からWebサイト制作という仕事は売上の向上やブランディングの促進をお手伝いする仕事です。
Webサイトとは?
Webサイトとは、その名の通り、「Web上にあるサイト」のことです。
GoogleやYahoo!!もWebサイトのひとつ。
Webサイトの種類
一口に「Webサイト」といってもさまざまな種類があります。
- コーポレートサイト
- ランディングページ
- キャンペーンサイト
- ECサイト
- 検索エンジン
- Webメディア・ブログ
企業や個人が、用途に合わせてサイトを立ち上げ、運用していきます。
Webサイトの目的
Webサイトの目的は「集客」と「ブランディング」にあります。
世界中の人々が閲覧できるWebサイト。これらを見たユーザー(お客さん)に会社や製品の情報を発信し、行動に移してもらうのが目的。
知らない誰かが偶然Webサイトを見つけ、興味関心を持ち、調べ、購入。
いい商品であれば家族や友人、SNSで広めてもらえる。
こういった作用がWebサイトにはあるのです。
デジタルマーケティングとの密接な関わり
Webの仕事について調べていると「デジタルマーケティング」や「Webマーケティング」といった言葉を目にすることが多いかと思います。
Webサイト制作の目的は、「集客」「ブランディング」。
サイトを作っても、見てもらわなければ意味がありません。
見てもらうためにすべきことは「マーケティング」です。
自社と顧客とのつながりを理解し、自社の商品やサービスを買ってもらう、使ってもらうまでのロードマップやシナリオを組み立て、試作として行動に移していきます。
最近ではマーケティングツールの機能が高度化し、いろいろなデータを取得できます。
「IT」との違い
Web制作に必要なスキルから、ITとWeb制作は混同されがちです。
ITとWeb制作の違いはざっくりと以下のような構図です。
- IT:製造業
- 業務効率化、自動化
- Web制作:広告業
- 集客、ブランディング
ITやシステム会社は「技術」や「業務知識」、Web制作は「マーケティング」に関する知識が必要になります。
プログラミングができればWebサイトが作れる?
よくあるプログラミングスクールでは「プログラミング」の習得を目的としています。
Webサイトの分野でプログラミングはありますが、それは業務フローのごく一部。
そしてプログラミングを習得したところでできることは「プログラミング」だけ。
プログラミングができるだけではWeb制作のプロジェクトを完遂することはできないのです。
皆さんには、きちんと業務フローを理解して学習し、「自分には何が向いているのか」ということを分析していくことを目的として進めていただきたいです。