動的コーディング実践2 : PHPを触ってみよう

CMS「WordPress」はPHPという言語で作られています。

PHPはバックエンド言語、つまりサーバーを介してWebページを表示させる言語です。

PHPの特徴としてHTMLと一緒に記述することができ、繰り返したり、条件分岐によって表示・

非表示させることができます。

環境構築

XAMPP(MAMP)フォルダの中に「htdocs」というフォルダがあります。

htdocsフォルダ内に「php_learning」というフォルダを作成してください。

php_learningフォルダの中にstudy01.phpを作成してください。

PHPのルール

PHPは記述を始めるときに「<?php ?>」というタグで囲う必要があります。

PHP内にはHTMLを書くこともできるのでそれらと区別する必要があるからです。

また、以下の3つの記述は全て同じ表示になります。使い分けはそれぞれ適切な場合に使用しましょう。

HTMLで記述
表示される文字だけPHP
全てPHP
echo はPHPで文字を出力するために使います。

PHPの役割はHTMLに繰り返しや条件分岐などのロジックを持たせることやデータベースの中の情報を取り出し、編集、表示することです。

次はPHPのロジックについて学びましょう。

変数

では「learning01.php」ファイルに以下を記述してみましょう。

そして、Google Chromeでlearning01.phpを開いてみましょう。

XAMPP(MAMP)を起動して、http://localhost/php_learninglearning01.php」へアクセスします。

「Hello」と表示されていれば成功です。

このように、PHPで変数を宣言する場合は「$」を使用します。

変数と文字列の連結

PHPは文字列を連携することができます。

文字列の連結には「.」ドットを使います。

先ほどのコードに続けて以下を記述します。

先ほど「echo $str;」で「Hello」を表示させると、そのまま横につづけて表示されているので、brタグで改行させましょう。