「ホームページってなんで高いの?」Web制作の価値提供の話

Web制作の仕事をしていてお客様と接しているとよく、「ホームページってなんでこんなに高いのですか?」と聞かれることがあります。

極論、高いと感じるならWebサイトは作る必要がないと思っています。

SNSでも頑張れば集客はできますし、こだわりがなければ無料でサイトを作るツールもたくさんあります。

そんな便利な世の中でなぜ、Webサイト制作の依頼があるのでしょうか。

そこには「目的」と「価値」が大きく結びついています。

Webサイトが与える価値は「目的」によって異なる

前提として、人は目的がなければ行動を起こすことはありません

Webサイトを作って欲しいと依頼する多くのお客様には「目的」があります。

その目的を見てみると大小様々なものがあります。

  • Web上でも集客したい
  • 箔をつけたい(ブランディング)
  • 商材をECサイトでも販売したい
  • 「公式」としての情報発信をしたい
  • 会員限定コンテンツを作って囲い込みたい
  • 審査にホームページが必要

目的が売上に直結していくほど、Webサイトへの期待値や「投資」としての効果が高まり、価値も上がっていくのです。

目的がなければただの出費になることも

ヒアリングをしていてたまに見かけるのが、「なんとなくの理由でサイトを作りたい」というお客様。

会社を作ったからといって条件反射的に「Webサイト」となってしまうのでしょうか。

そういったお客様の多くが、Webサイトの制作料金や納品後の運用・保守費用に対して高価だと感じてしまう傾向にあります。

Web制作者の価値はお客様の「目的」や「課題」を見据えて解決へと導くこと。

私たちは目的に沿ったWebサイトを制作することでその対価として制作料金をいただいているのです。

お客様には目的や課題があります。

その課題を見つけたり、引き出したりするのも私たちWeb制作者の仕事です。

私たちはWebサイト周辺の知識やスキルを持っています。お客様はそれらを持ち合わせていません。

この知識やスキルの「差」が「目的」とマッチすることで価値が生まれます。

お客様が何のためにWebサイトを必要としているのか、再度確認してみましょう。