【導入も簡単】WordPressでも利用できる「Zipaddr」で住所入力の手間を削減しよう!
2023.05.02
2024.03.05
入力フォームで郵便番号や住所を入力するのは正直面倒ですよね。
そんな面倒な住所入力を補助できるJavaScriptライブラリ「Zipaddr」について紹介いたします。
目次
実装例
Zippaddrを使用すると以下のような挙動になります。
「郵便番号」に任意の郵便番号を入力してみましょう。
郵便番号はハイフンがあってもなくても動きます。
See the Pen Untitled by Ito Hiroki (@ito-hiroki) on CodePen.
「Zipaddr」を早速使ってみる
早速ですが、「Zippaddr」のライブラリを使用してみましょう。
導入の仕方としてはheadタグ内に以下のCDNを読み込みます。
<script src="https://zipaddr.github.io/zipaddrx.js" charset="UTF-8"></script>
詳しくは公式からご覧ください。
そして入力フォームにそれぞれ指定されたidを振ります。
- 郵便番号:zip
- 都道府県:pref
- 市区町村:city
- 地域:area
- 番地:addr
id=”addr”のみの設定で住所の全体を取得することができます。
郵便番号<input type="text" id="zip">
住所 <input type="text" id="addr">
郵便番号を3桁、4桁のふたつに分ける場合は
- 3桁郵便番号:zip1
- 4桁郵便番号:zip2
郵便番号<input type="text" id="zip1">-<input type="text" id="zip2">
住所 <input type="text" id="addr">
とします。
都道府県の入力欄に関してはselectタグでもinputタグでも利用可能です。
<!-- inputタグを使用する場合 -->
郵便番号 <input type="text" id="zip">
都道府県 <input type="text" id="pref">
<!-- selectタグを使用する場合 -->
郵便番号 <input type="text" id="zip">
都道府県 <select type="text" id="pref"></select>
selectタグを使用する場合はoptionがなくても自動で都道府県が入力されます。
その場合、valueが数字になるため、カスタマイズをしたい場合はvalueを指定したoptionを設定する必要があります。
WordPressでZipaddrを使用する
察しの良い方は気がついていると思いますが、Zipaddrではid属性さえ指定できれば簡単に導入できるため、WordPressのプラグインでも導入することが可能です。
Contact Form 7 でZipaddrを使用する
Contact Form 7 は「id:〇〇」でidを指定できます。
<label> 郵便番号
[text id:zip] </label>
<label> 都道府県
[text id:pref] </label>
<label> 市区町村
[text id:city] </label>
<label> その他住所
[text id:addr] </label>
[submit]
MW WP Form でZipaddrを使用する
MW WP Formではフォームタグで「id=”〇〇”」といった形でid属性をします。
郵便番号 [mwform_text name="zip" id="zip" size="60"]
都道府県 [mwform_text name="pref" id="pref" size="60"]
市区町村 [mwform_text name="city" id="city" size="60"]
その他住所 [mwform_text name="addr" id="city" size="60"]
まとめ
Zipaddrは導入も簡単、かつ入力するユーザーも簡単に扱えるJavaScriptライブラリです。
あくまで「入力補助」なので、住所が違う場合はユーザーに編集してもらえるようにしましょう。(readonlyなどにはしないようにしましょう)